パン給食3カ月ぶり再開 松山
愛媛県松山市の学校給食パン製造工場でネズミが見つかり、市内61の小中学校などでパン給食を中止していた問題で、市教育委員会は2日、約3カ月ぶりに32の幼稚園と小中学校でパン給食を再開した。5日までに献立に応じて順次再開する。
同市二番町4丁目の番町小学校には午前11時15分、朝焼き上がったばかりの豆パンが到着。児童たちは大きな声で「いただきます」とあいさつし、久しぶりの給食パンを頰張っていた。5年森永敦吏君(10)は「一日でも早く再開してほしかった。いつもよりおいしい」と笑顔で話した。
2月24日に市内の小学校で複数の給食パンの袋に小動物がかじったような穴が見つかり、市教委が翌25日からパン給食を中止していた。