「振り込め」阻止へ全力、JA職員ら顧客に啓発 松山
愛媛県内JAで年金や各種ローンなどの信用事業を担当する職員らでつくる「振り込め詐欺撲滅隊」の出発式が2日、松山市南堀端町のJA愛媛であった。担当者はそろいの上着を着用し、利用者や訪問先で被害への注意を呼び掛ける。
県内12JAと県信用農業協同組合連合会でつくるJAバンクえひめの振り込め詐欺未然防止啓発活動の一環。県内で326人が隊員として活動する。
JAや県警の防犯担当者ら32人が出席した式で、JAバンクえひめを代表し県信連の関谷幸男理事長が「県警と協力し、安心安全のため全力で取り組む」とあいさつ。式後には「ストップ振り込め詐欺」と書かれた黄色のブルゾン姿の隊員20人がミニバイクなどで得意先などへ出発した。