2013年6月1日に誕生した、愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)の雌のアフリカゾウ「砥愛」が2歳になるのを前に31日、園内で誕生会が開かれた。来園した家族連れらが今後の健やかな成長を願った。
 砥愛は、父親のアフ(27歳)と母親のリカ(28歳)との間に生まれ、自然哺育で育った。現在は体重が約730キロになり、リカや姉の媛(8歳)と仲良く暮らしている。
 アフリカゾウ舎パドックでの誕生会では、来園した子どもらが「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」を大きな声で熱唱。砥愛が大好きなサツマイモやパン、果物でつくられた特製ケーキを贈った。
 砥愛にケーキを渡した松山市さくら小3年、森月奈さん(8)は「(間近で見て)大きくてかわいかった。これからも元気に育ってほしい」とうれしそうに話していた。