高校生がプログラミングや電子回路の設計、製作技術を競う「高校生ものづくりコンテスト県大会」(電子回路組立部門)が30日、愛媛県松山市真砂町の松山工業高校であり、県内の高校生が真剣な表情で課題に挑戦した。
 県工業教育研究会が主催。新居浜、今治、松山の3工業高校から電子機械科などの2、3年生9人が出場した。回路とプログラミング製作の2競技があり、組み立てや作動の正確さなどを審査した。制限時間は2時間半。
 参加者はスイッチや抵抗などを基板にハンダ付けして入力回路を製作。事前に準備した出力回路に接続し、モーターの回転方向や速度、スピーカーの音、数字やアルファベットを表示する発光ダイオード(LED)の制御に取り組んでいた。