愛媛県今治市内の高齢者らでつくる地域づくり研究会「源流」(小山田憲正会長)は29日、同市の四国霊場57番札所栄福寺から58番札所仙遊寺までの約3キロの遍路道を清掃した。
 地域の過疎高齢化に伴い、遍路道の管理が行き届かなくなっており、愛媛トヨペット(松山市)の新入社員ら約20人が参加。お遍路さんが歩きやすいように落ち葉を掃いたり、伸びた草を刈ったりしながら傾斜のきつい山道を上った。途中の一般道では側溝に落ちている空き缶やペットボトルを拾った。