黄色いカルガモのひな、親子ですいすい 松山
愛媛県松山市南吉田町の洗地川で、カルガモ親子が仲むつまじい姿を見せている。ひな4羽のうち1羽は珍しい黄色の毛並みで、住民の間で話題となっている。
毎日、川のカモを見守っているという同市久保田町、無職玉木繁さん(74)によると、今年は26日朝に初めてカルガモ親子を見つけた。近くの主婦近藤三千子さん(74)は「毎年ひなの誕生を楽しみにしているが、黄色のひなを見たのは初めて」と驚く。29日午後4時ごろ、住民や通行人らが集まり、水上ですいすい泳ぐ親子の愛らしい姿を見守っていた。
県立とべ動物園(砥部町上原町)によると、カルガモから黄色のひなが生まれるのは珍しく、親が雑種の可能性が考えられる。黄色のひなは他よりカラスなどに襲われる危険性が高いという。