お得感、消費後押しへ 県・17市町プレミアム商品券
緊急経済対策として、20%のプレミアムが付いた愛媛県の商品券「愛顔(えがお)のえひめ商品券」(7月発売)の購入予約の受け付けが25日、県内各商工団体で始まった。さらに県内17市町でも同率のプレミアム付き商品券が5月以降順次発売される。
県の商品券は1万2000円分を1万円(1セット1000円券12枚つづり)で販売。県内全域で使える「共通券」と、地元の市町でのみ利用できる「地域限定券」の6枚ずつで構成する。発行数は計100万セット。7月から11月まで県内6419店(16日現在)で使用できる。6月10日までに近くの商工団体に申し込む。
一方、17市町が独自に発行する商品券(1セット)は11市町が1万2000円分を1万円で、6市町が半額の6000円分を5000円で販売する。
購入には、ほとんどの市町で往復はがきやインターネットでの事前申し込みが必要。松山、伊予、鬼北など14市町では応募者多数の場合に抽選を行う。久万高原、伊方の両町は町役場や商工会窓口で直接販売する。各店舗での利用は7月以降に本格化する見込みだ。