広島県呉市の海上自衛隊第1潜水隊群に所属する潜水艦「はくりゅう」が23日、愛媛県松山市海岸通の松山港に入港し、元自衛官らから歓迎を受けた。自衛隊愛媛地方協力本部によると、松山港に潜水艦が入港するのは初めて。
 はくりゅうは全長84メートル、排水量2950トンの日本最大級の潜水艦で、運動性の高い舵や、映像で周囲を見られる潜望鏡など最新設備を備える。呉市から修理のため神戸市に向かう途中、関係者に艦を見てもらおうと松山港に寄港した。
 潜水艦は24、25日に自衛官志望の学生や行政関係者に公開され、26日に出航する。