愛媛県新居浜市中心部の住宅街を流れる河川にカルガモの親子がすみ着き、愛らしい姿が住民の人気を呼んでいる。
 同市久保田町1丁目、自営業矢野鉄二さん(48)によると、20日早朝、久保田町2丁目の東川で親鳥の後ろをひな10羽が付き従って泳ぐ様子を見かけた。早朝は金栄小学校(西の土居町1丁目)近くの新高木橋周辺で仲良く列をつくり餌を探していることが多いという。
 金栄公民館によると、東川で成鳥はよく見かけるが、親子連れは珍しい。22日朝も様子を見にきた矢野さんは「ひなが1羽減っている。カラスに襲われたのでは。残るひなたちは元気に育ってほしい」と温かいまなざしを注いでいた。