愛媛県今治市内を会場にした国際海事展「バリシップ2015」に合わせて、世界最大級の帆船「日本丸」が21日、同市天保山町5丁目の今治港蔵敷埠頭(ふとう)に寄港した。25日まで停泊、世界の海を航行してきた雄姿が楽しめる。
日本丸は航海訓練所(横浜市)の練習帆船で全長110メートル、船底から最も高いメーンマストまでは約55メートル。帆を広げた美しい姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれている。
停泊中は日没から午後10時までライトアップされる。23日は船内の一般公開とジャズライブ、24日には全ての帆を広げる「セイルドリル」が行われる。