農商工連携による販売促進に役立ててもらおうと、松山商工会議所（森田浩治会頭）は２０日、愛媛県松山市湊町８丁目、ＪＡえひめ中央の「太陽市」（おひさまいち）に産直市「チャレンジコーナー」を出店し、会員企業が自社加工食品への評価を市場調査した。
　コーナーは、会員企業が県内農産物を活用して開発した加工食品の知名度向上や消費者の反応を探るのが目的。５～１１月の毎月２０日ごろに会員企業１社が太陽市の一角に出店し、試食販売などを行う。
　初回はアイスクリーム卸の南商事（松山市）が、自社製品「まるっと愛媛アイスバー」を用意。もち麦やかぼちゃなど４種類の味があり、買い物客に試食品を提供するなどして感想を聞き取った。