日本一細長い愛媛県の佐田岬半島を歩く「ふるさとウオーク2015」(佐田岬広域観光推進協議会、愛媛新聞社主催、あわしま堂協賛)が16日、八幡浜市―伊方町間であった。海と新緑に囲まれた最長46.5キロのコースを舞台に、約660人が思い思いのペースで完歩を目指した。
伊方町川之浜出身の冒険家、故河野兵市さんが1997年に日本人で初めてとなる単独徒歩での北極点到達を記念して始まり、17回目。午前7時に八幡浜市役所(北浜1丁目)前を出発した最長コースの参加者は、宇和海からの潮風を浴びながら、4月にオープンした伊方町の観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」(三崎)を目指した。