愛媛県四国中央市中曽根町の中田井浄水場で15日、施設の設備などを更新する整備事業の起工式があり、市や施工業者の関係者ら約70人が安全を祈願した。
 市水道局などによると、浄水場は1967年に運転開始。施設の老朽化対策と耐震化を図るため、2019年9月の完了を目指し整備する。新施設では2系統の浄水ラインを確保し、地下タンクも新設。整備期間中も給水操業は行う。
 設計・整備とセットで運営も委託(委託期間16~33年度)。14年の総合評価一般競争入札の結果、水ing(東京)を代表企業とする計5社のグループが118億7990万円(税抜き)で落札した。内訳は更新整備事業が77億1200万円、運営委託が41億6790万円。