28年連続で生産量日本一を誇る愛媛県産裸麦の収穫が本番を迎えている。県内有数の産地、松前町では17~25日ごろが収穫のピークで、西条市などでは6月上旬まで続く。
 14日は松前町の裸麦畑で、黄金色に実った穂が生産関係者らによって手際よくコンバインで刈り取られる光景が見られた。
 JA全農えひめによると、生育状況は昨年11月ごろの出芽後に低温だった影響を受け、やや遅れ気味で推移したが、3月からの気温の上昇に伴い、収穫期はほぼ平年並みとなった。