4月から自転車に乗る際にヘルメットの着用を児童に義務付けた東谷小学校(愛媛県東温市則之内)で13日、恒例の自転車安全教室があり、ヘルメット姿の13人が命を守るための正しい乗り方を教わった。
 同校では職員会議やPTA役員会などで話し合いを重ね、市内小学校で先駆けて着用の義務付けを決めた。
 13日は松山南署員や交通安全指導員らを講師に招いた。「ヘルメットは自分自身を守るため」と説明を受けた3、4、6年生は、しっかりと頭を覆い、真剣な表情で手信号や自転車の点検の仕方を学んだ。運動場に設けたコースを一人ずつ走り、「後ろを何度も確認することをくせにして」「車にひかれないよう左側を意識して走って」とアドバイスを受けていた。