愛媛県伊予市中山町出渕の中山小学校で11日、5年生17人が、約30年間ホタルの保護活動に取り組む伊予中山ホタル保存会の峯岡安則会長(66)にホタルの生態などを教わり、自然保護へ理解を深めた。
峯岡会長は「中山町は約10万匹のホタルが生息し、全国でも有数のホタルの里」と紹介。写真や図を用いてホタルの種類や雌雄の見分け方、成長過程などを説明した。
児童からの「どの時間帯が一番ホタルを見られるか」という質問に、「5月20日から約1カ月、午後8時45分~9時半ごろに一番飛び交う」と解説。「ホタルを捕る人がいたら注意し、川にごみを捨てないよう声を掛け合って」と呼び掛けた。