愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)に11日、イヌ科で中南米に生息するヤブイヌ2頭が仲間入りした。京都市動物園から搬入された9歳のペアで、1~2週間後の一般公開を目指している。
雄ケンタは体重7.6キロ、雌コモモは7.9キロ。同園のヤブイヌは現在飼育している8歳の雄ネム(約5キロ)と合わせ計3頭となった。京都市動物園のホームページによると、胴長、短足の体形はやぶの中をくぐり抜けるのに最適だが、外見は犬らしくない。指の間に水かきがあり泳ぐのが得意。
新顔の2頭は11日午後、ケージに入って園に到着。慣れない環境に鳴き声を上げる場面もあったが、飼育員らの手によって順番に寝室へと運ばれた。