春の全国交通安全運動が11日、スタートし、愛媛県内各地でパレードなど関連の催しがあった。運動期間は20日まで。
 松山市の大街道、銀天街の両商店街では、北梅本幼稚園(同市北梅本町)の園児や県警関係者ら計約250人がパレード。全席シートベルト着用の徹底や自転車の安全利用、飲酒運転根絶を呼び掛けるチラシなどを商店主らに手渡した。
 パレードは市や松山東署が運動に合わせて毎年春と秋に実施。
 大街道の松山三越前であった出発式では、園児4人が「交通事故がなくなるようにお願いしながら、最後まで元気よく行進します」と宣言した。
 園児らは約30分かけて銀天街のいよてつ高島屋側入口近くまでゆっくりと行進。歩行者や商店主に駆け寄っては、チラシや反射材付きキーホルダーを手渡し、安全運転を呼び掛けた。