西条市が2017年の愛媛国体の山岳競技場として西条市氷見の西条西部公園内に整備していた「石鎚クライミングパークSAIJO」で10日、オープニングセレモニーがあり、市内外の小中学生や登山愛好家ら約300人がテープカットで完成を祝った。15日に供用を開始する。
 パークには、登った高さなどを競う「リード」種目の施設として、野外に高さ15メートル、幅4メートルの角度可変式の壁2基を設置。鉄骨平屋内には、壁の突起をつかんで進み制限時間内に課題をクリアする「ボルダリング」種目用の高さ4.5メートル、幅20メートルの壁などを設置した。14年11月に事業着手し、総事業費は約1億9000万円。