県境を越えて事件事故対応への連携を深めようと、管轄区域が接する伯方署(愛媛県今治市)と広島県警因島署の県境会議が7日、広島県尾道市因島土生町の因島署であった。両署幹部ら18人が出席。事件発生時の緊急配備の合同訓練を早急に実施することなどを確認した。
因島署は因島、生口島を管轄する。
同署によると、会議は1999年の大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋開通を機に始まり、交通担当課など部門別で不定期に開催。2011年以降は開いていなかったが、しまなみ海道のサイクリスト増加などを受けて、今回初めて、各課幹部が一堂に会した。
会議は非公開。両署による事件事故の発生状況報告もあった。