女性自転車隊員も参加 全国交通安全運動
春の全国交通安全運動(11~20日)の出動式が8日、愛媛県松山市堀之内の城山公園であり、全国の警察で初めて女性隊員2人を起用した自転車部隊「バイシクルユニット」などが街頭指導などに出発した。
式には44人が出席し、中村時広知事が「県は自転車活用を推進している。安全啓発活動に不断の努力をお願いする」と激励。県警の伊藤昇一本部長は「白バイ、パトカー、バイシクルユニットの特性を生かし、見せる活動で取り締まりを行ってほしい」と訓示した。
期間中は、子どもと高齢者の交通事故防止を重点に、自転車の安全利用やシートベルト着用、飲酒運転根絶を訴える。
交通企画課によると、7日までの今年の県内の交通事故発生件数は1824件(前年同期比175件減)で、約45%で子どもや高齢者が絡んでいた。死者は30人(5人増)。