JA愛媛たいきの大玉トマト「エコラブトマト」の収穫が、大洲市の農家で本格化し始めており、緑に覆われたハウス内が、少しずつ赤みを帯びてきた。6月末にかけピークを迎える。
 中心品種は形崩れしにくく、丸く大きな実が育つ「麗容(れいよう)」。農薬と化学肥料を標準量から3割以上削減している。生育前半のみ一定期間、ハウスなどで加温する半促成栽培を取り入れており、市内では27人が計6.3ヘクタールで栽培。大洲地方独特の寒暖の差がうま味と甘みを生むという。