国の特別天然記念物のコウノトリ1羽が6、7の両日、愛媛県愛南町内の水田に飛来しているのが確認された。県内では西予市などで確認されているが、日本野鳥の会愛媛は「愛南町での目撃は珍しい」としている。
 6日午前、愛南町の無職平尾均さん(72)が、水田で餌をついばんでいる姿を見つけた。この日の夕方に南東へ飛び去ったが、7日午前にも同じ水田に飛来したという。
 日本野鳥の会愛媛によると、7日に飛来したのは足環(あしわ)の識別番号から、兵庫県豊岡市で2013年4月に生まれた雌とみられる。