米作りを通じて命のつながりを体感しようと、済美平成中等教育学校(愛媛県松山市空港通5丁目)の4年生約120人が東温市河之内の棚田で田植えを体験。豊かな自然や生態系に親しみながら農作業に汗を流した。
同校の環境学習「稲穂の里」プロジェクトの一環。高校生や大学生らを対象に「里山のお米づくりプロジェクト」に取り組む松山市のNPO法人「なもし開縁隊」や地元農家の協力を得て実施した。
生徒は約30アールの水田で、田植え綱や竹定規を使って作業。苗が格子状にきれいに並ぶように声を掛け合いながら、コシヒカリやもち米を植えていった。