愛媛県松山市北梅本町の国史跡「葉佐池古墳」や北梅本小山公園の周辺で4日、「レンゲソウまつり」が開かれ、一面に広がる花畑やバザーを楽しむ地元住民でにぎわった。
 まつりは古墳の保存活動に取り組む地元ボランティア「葉佐池くらぶ」(宮内三造会長)が、2011年の国史跡指定を機に開催している。
 レンゲソウは昨秋、地元の北梅本幼稚園の園児らが約2ヘクタールに種をまいた。4日は、あいにくの曇り空だったが家族連れらが大勢集まり、薄紫色のかれんな花を眺めていた。ミニ動物園やステージ発表などもあり、近くの中村凜紗ちゃん(4)はポニーの背中に乗って花畑の周りを散策。「楽しかった。レンゲソウはかわいい」と声を弾ませた。