【ニューヨーク共同】日本テニス界のエース、錦織圭(24)=日清食品=が8日(日本時間9日)、ニューヨークで行われた全米オープン男子シングルス決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)に3―6、3―6、3―6で敗れ、日本選手として男女を通じて史上初となる四大大会シングルス制覇を惜しくも逃した。準優勝は男子ではアジアで初めての快挙となった。
 錦織は4回戦でミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、準々決勝でスタニスラス・ワウリンカ(スイス)の上位シード選手を連破。準決勝では世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り、日本初の四大大会シングルス決勝進出を果たした。