猫の絵と言葉添えた壁掛け 愛媛大病院売店販売で話題
「ニャンコ」の魅力で笑顔になって―。愛媛県西予市立美術館「ギャラリーしろかわ」の全国かまぼこ板の絵展覧会の常連で盛岡市の主婦紺野ときよさん(65)が描いた猫に、元館長の浅野幸江さんが言葉を添えた木製の壁掛けがこのほど完成。東温市志津川の愛媛大医学部付属病院1階売店「あいあい」で販売され、話題となっている。
2人の合作は昨年、紺野さんが送った丸みを帯びた愛らしい猫の絵はがきに、浅野さんが前向きなメッセージを付けたことから始まった。患者を元気づけようと院内で約80点を展示したところ評判となり、病院の意見箱や浅野さんの元に「グッズがほしい」との声が複数届いていた。
壁掛けは、全て手作りで約100枚を制作。木の板に紺野さんが溶剤を混ぜたアクリル絵の具で絵を描いた後、浅野さんが言葉を添えてひもを通し、裏側にもメッセージカードを付けた。1枚972円で販売。