よちよち歩きのひなたちが親に連れられスーイスイ―。28日に誕生が確認された城山公園北堀(愛媛県松山市堀之内)のコブハクチョウのひなたちが29、30の両日、愛くるしい泳ぎを披露し、訪れた人たちを和ませた。二之丸・堀之内管理事務所によると、29日に5羽目のひな誕生と3個の卵も確認。30日には5羽のひなが親鳥と一緒に泳ぐ姿が見られた。
両日とも、ひなを一目見ようと、多くのファンが来訪。29日は小屋から水面に向かって一生懸命に歩くひなが途中でこけると心配そうな声が漏れた。最も遅く誕生したとみられるひなが水に入れず、親鳥が誘いに行く場面では「がんばれ」とエールを送っていた。