強靱化地域計画 県推進会議が初会合
県防災・減災対策推進会議の初会合が28日、愛媛県庁であった。南海トラフ巨大地震をはじめ、風水害なども対象に被害軽減や迅速な復興への方向性を定める「国土強靱(きょうじん)化地域計画」を2015年度に策定する方針を決めた。
会議は4月に就任した岡田清隆防災安全統括部長を会長に部局長ら計14人で構成。南海トラフ巨大地震の被害を最小限に抑えるため3月に策定した「えひめ震災対策アクションプラン」に基づく事業を着実に進めることを確認した。
アクションプランは県内死者数の想定(約1万6000人)を10年間で約8割減少させる目標に向け171の実施項目を掲げた。
会議は3カ月に1回程度開き、事業の進捗(しんちょく)状況などを確認する。