感動をアラスカに 和田重次郎ミュージカルの一座出発
アメリカのアラスカ開拓で活躍した愛媛県松山市出身の冒険家・和田重次郎(1875~1937年)を描いたミュージカルを現地で上演し、日本文化の紹介などもする「アラスカ公演訪問団」が28日夕、松山空港で出発式を開き、極北の大地へ向け気持ちを一つに旅立った。
訪問団は、ミュージカルを行うみかん一座(戒田節子座長)や関係者など約100人。出発式では、団長で舞台にも出演する加戸守行前知事が「多くの方々の力添えで実現した。愛媛とアラスカをつなぐ友好の懸け橋になるよう頑張りたい」と公演の成功を誓った。
一行は5月2日(現地時間1日)にアラスカのアンカレジ市で公演を行うほか、重次郎の足跡が残る地も訪れ、住民と交流して6日に松山に戻る。