愛媛が生産量日本一を誇るキウイフルーツの授粉作業が県内各産地で始まっている。今年は4月に入り、東温、宇和島、西条の3市で病原性の高いキウイフルーツかいよう病「Psa3系統」の感染が新たに判明。27日は、JA東予園芸管内の西条市の生産者らが木に病気の兆候がないかチェックしながら、果肉の黄色いゴールドの雌花に次々と輸入花粉をつけた。
 キウイは雌雄異株のため、生産者の手で授粉作業をしなければならない。例年、作業時期はゴールドとレインボーレッドが4月下旬~5月上旬、果肉が緑色で県内主力のヘイワードが5月中~下旬。