奥深い昭和特撮の世界 県歴博でウルトラセブン展
絶大な人気を誇った昭和期のSFテレビドラマ「ウルトラセブン」(1967~68年)をテーマにした特別展が25日、愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目の県歴史文化博物館で始まった。撮影に使われたセブンのコスチュームや小道具、グッズなど約850点を展示。紛争や科学技術の発達など当時の社会情勢を受けた奥深いストーリーをたどることができる。6月7日まで。
円谷プロの協力を得た特別展は、セブンのほか、エレキングやキングジョーといった怪獣、ロボットのコスチューム、ウルトラ警備隊の衣装、企画書などが並ぶ。雑誌やソフトビニール人形、ブロマイドなど懐かしい品々もずらり。セブンに変身するモロボシ・ダン役の森次晃嗣さんらによる音声ガイド、セブンなどとの記念撮影コーナーもある。