愛媛県は23日、フグと同じ猛毒を持つ小形のタコ「ヒョウモンダコ」が伊方町町見地区沖の宇和海で見つかったと発表した。かまれると心肺停止を引き起こし、死に至る場合もあり「絶対に素手で触らないで」と注意喚起している。
 県によると、八幡浜漁協の海士(あまし)が22日、海で作業中に発見し、捕まえた。県水産研究センター(宇和島市)が23日、同漁協町見支所職員撮影の写真からヒョウモンダコと確認した。体長は5~6センチ。海士は捕獲の際には厚手のウエットスーツ、手袋を着用していた。