「しまなみ・やまなみ観光連携を」 3県の4商議所会頭
広島、島根両県を結ぶ「中国やまなみ街道」全線開通を受け、「瀬戸内しまなみ海道」と連携した地域振興策を探ろうと、愛媛県の今治と松山、尾道、松江の4商工会議所は22日、広島県尾道市で初の会頭会議を開き、一体的な観光PRや市民同士の交流促進に取り組むことを決めた。
やまなみ街道は中国横断自動車道・尾道松江線の愛称。3月の全線開通で尾道市と松江市間の所要時間が一般道より80分短縮され2時間半になった。尾道でしまなみ海道とつながるため愛媛から山陰へのアクセスも向上した。
松山の森田浩治会頭は、市民の往来拡大につなげるため、例年11月に松山市の城山公園で開催する「えひめ・まつやま産業まつり」への出店を各会頭に要請した。