梅雨や台風の大雨シーズンを前に、国土交通省松山河川国道事務所の石手川ダム放流警報周知会が21日、愛媛県松山市築山町の市青少年センターであり、下流沿線の小中学校や関係機関の約20人が放流時の周知法を確認した。
 事務所によると、ダム下流域には重信川河口までの約14キロに、28カ所の警報所や7カ所の放流情報表示装置が設置されている。
 周知会では石手川ダム管理支所の職員が、放流時や放流による水位上昇のそれぞれ約30分前に、サイレンを鳴らし「危険ですから河原におりないでください」などと呼び掛けていることを説明した。