愛媛県松前町は、県が生産量日本一を誇る裸麦の主要な産地の一つ。白石勝也町長は、町と麦の縁として、命と引き換えに麦種を守った郷土の偉人・義農作兵衛や裸麦産地としての側面を挙げ「自然と町民が一緒に60年を祝いたい」とあいさつした。
アートは、町産業課の職員らが約2週間かけて準備。伊予農業高校(伊予市下吾川)の3年生28人が、鎌で最後の刈り取り作業を行い完成させた。無人飛行機「ドローン」で上空から撮影した後は、住民らが高所作業車で順番に見下ろし歓声を上げた。
麦の穂が熟し、黄金色に輝くアートが見られるのは5月中旬ごろになる見込み。