米国に県産品の輸出拡大を図ろうと、現地スーパーのバイヤーらを招いた北米輸出合同商談会が20日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめで始まり、県内の水産加工会社や食品メーカーなど計14社の営業担当者が商品を売り込んだ。
 現地での愛媛フェア開催に向けた商品選定と定期的な取引につなげようと、県などが主催して開いた。
 バイヤーはハワイ拠点のマルカイ・コーポレーションや、八幡浜市出身の故森口富士松さんが1928年にワシントン州で創業した宇和島屋など4社。愛媛フェアはマルカイが今年11月にハワイで、宇和島屋が来年2~3月にシアトルで開催予定しており、マルカイは2013年から3年連続、宇和島屋は初めて。
 商談会は21日もあり、酒造会社や農業生産法人など14社が参加する。