愛媛県副市長会の春期会議が16日、西条市のホテルであった。県内11市の副市長ら約30人が、全国的に寄付が増えているふるさと納税制度や、地方創生などへの取り組みと課題を話し合った。
 ふるさと納税に関し宇和島市は、クレジットカード決済導入や寄付者に贈る特産品の大幅リニューアルなどで寄付が急速に増えたと説明。寄付者に贈る品は「宿泊券などを追加して市に足を運んでもらい、観光や定住につながるものを推進したい」と述べた。
 地方創生の庁内推進体制や、デマンドタクシーのような地域公共交通施策なども取り上げた。