地域の川見守って 松山河川事務所がモニター委嘱
重信川や石手川に関する情報を伝えてもらう国土交通省の「河川愛護モニター」の2015年度委嘱式が13日、愛媛県松山市土居田町の同省松山河川国道事務所であり、松山、東温、松前の3市町の9人に委嘱通知書が交付された。
愛護モニターには、日常生活の中で知り得た河川環境やごみ投棄、流水異常などの情報を同事務所重信川出張所(松山市森松町)に定期的に報告してもらう。
委嘱式には8人が出席。横尾和博所長が「14年度は自転車の違法投棄など約900件の報告があった。これから1年間お願いします」とあいさつした。
石手川付近を毎日1時間程度ウオーキングする松山市和泉北1丁目、主婦渡部タエ子さん(67)は「昨年の豪雨のときは川にアシが繁茂してごみがたまり、気になっていた。ごみの投棄など間違ったことを正したい」と決意を語った。