自民が全勝、単独過半数 県議選
第18回愛媛県議選は12日、無投票の東温市、大洲市・喜多郡、西予市の3選挙区(定数計4)を除く10選挙区(定数計43)で投開票された。無投票と合わせ、県議会最大会派の自民党は推薦を含む28人が全勝し、単独過半数を維持した。第2会派・愛媛維新の会は現職5人(諸派1、無所属4)が続投。社民党は推薦を含め現有3議席を確保した。公明党は3議席を死守。民主党は2議席となった。共産党は1議席を新人が受け継いだ。
四国電力が近く国の原子力規制委員会に原子炉設置変更許可の補正申請書を提出する伊方原発3号機の再稼働問題や、南海トラフ巨大地震に備えた防災・減災対策などが争点だったが論戦は終始、低調ムードで推移した。
10選挙区の投票率は45.35%で、過去最低だった前回2011年県議選の49.65%を4.30ポイント下回った。