愛媛県大洲市西大洲のフラワーパークおおずで、チューリップが見頃を迎えた。花曇り続きの大洲だったが、8日は陽光がさんさん。桜と主役が入れ替わるように、赤や白の花弁が盛りの輝きを放った。10日ごろ満開の見込み。
市管理の約365アールにはチューリップが約5万6400本。開花は3月の寒さで例年より1週間遅れ、4月3日になった。
赤と白色が8割を占め、桃、黄、紫色も鮮やか。今季から、山上の展望台から望むと花の模様になるよう色分けして植栽した。8日の正午前には次々と見物客が到着。携帯電話で仲間を誘う人や、弁当を広げる家族連れらでにぎわった。