愛媛県久万高原町中津の西村大師堂周辺で5日、「中津さくらまつり」のメーン行事があり、大勢の行楽客らが、地域のシンボルとなっている樹齢約230年のシダレザクラを見ながら特産品の買い物などを楽しんだ。
 地元の住民が桜の見頃に合わせて毎年開催している。大師堂のシダレザクラ周辺では、田楽や焼き餅などを販売。家族連れが次々と訪れ、山里の味を堪能しながら六分咲き程度になったシダレザクラと菜の花の共演を観賞した。周辺のソメイヨシノも見頃を迎えており、観光客は「きれいだね」と花見を満喫していた。