「マーニー」の世界味わって 県美術館で展覧会
スタジオジブリのアニメーションの世界を立体のセットで表現した「思い出のマーニー×種田陽平展」の開展式が2日、愛媛県松山市堀之内の県美術館であった。一般公開は3日から6月7日まで。
昨年夏に公開された映画「思い出のマーニー」は、心を閉ざした少女・杏奈が、不思議な少女・マーニーとの出会いを通して成長していくひと夏の物語。実写映画で多数の話題作を手がける美術監督・種田陽平さんが、初はじめてアニメーションの美術監督を務めた。
同展は、映画の世界を種田さんが3次元で作り上げ、アニメーションの背景原画などとともに展示。2人が出会う舞台となる「湿っ地屋敷」やマーニーの部屋が実写映画のセットのように緻密に仕立てられ、杏奈の目線でマーニーとの交流を追体験できる。