新社会人に新聞を有効活用してもらおうと、愛媛県新居浜市惣開町の住友重機械工業愛媛製造所で1日、「新聞の読み方講座」があり、グループ会社を含む新入社員14人が、記事の配置や見出しの意味を学んだ。
 同社の新入社員研修の一環。愛媛新聞社「もっと!新聞」キャンペーン新聞講座担当の檜垣修さん(34)が、記事の位置や見出しの大きさで、ニュースの重要度が分かることなどを説明し、「インターネットやテレビは速報に強いが、詳報性や保存性は新聞が強い。それぞれの良いところを取り入れてほしい」と話した。
 住友重機械ハイマテックスの越智勇介さん(18)は「1面の記事で社会のことを知っておくと、仕事での会話に役立ちそう」と話していた。