2017年の愛媛国体へ県競技力向上対策本部は1日、指導者を兼ねる選手として活動する県スポーツ専門員に、国際大会や全国大会で活躍する18競技の成年選手25人を採用した。高校などに配置されて部活動の指導に携わり、自身の競技力向上にも努める。
 採用は2年目で、14年度の12人から倍以上に増員した。14年度にはカヌーの専門員がアジア大会で銅メダルを獲得している。
 継続採用された9人を含め、15年度は大学や実業団で入賞経験のある22~36歳の男女がそろった。うち愛媛出身者は8人。
 1日、県庁であった辞令交付式で本部長の上甲啓二県特別参与が「競技力向上の躍進期に情熱と意欲あふれる皆さんを迎えられてうれしい」と激励した。