松山東雲女子大(愛媛県松山市桑原3丁目)の卒業式が17日、同大チャペルであった。オルガンの調べや賛美歌が響く厳かな雰囲気の中、卒業生101人が感謝と喜びを胸に人生の新たな舞台へ旅立った。
 棟方信彦学長が卒業生一人一人に卒業証書・学位記を手渡し、「女性の力がより求められている。自ら知的な探求を続ける志を持って歩んでほしい」とはなむけの言葉を贈った。
 学生を代表し、心理子ども学科伊藤星子さん(22)が「挫折や失敗を繰り返しても立ち上がれば成長につながる。チャレンジ精神を忘れず歩んでいきたい」と答辞を述べた。