砥部焼女性グループ「とべりて」がこのほど商品化した「みきゃんピンバッジ」の制作記念トークショーが15日、愛媛県松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であり、山田ひろみ代表らメンバー6人が色合いを調整する際の苦労話などを披露した。
 ピンバッジは山田代表の発案で商品化。同店と県の「えひめ愛顔(えがお)の観光物産館」(同市大街道3丁目)などで1個1620円で販売している。
 メンバーの白石久美さんは「山田さんが絵の具を調合してみんなに配ったが、それぞれ窯が違うので色むらが出るなど、なかなか上手にできなかった」と振り返った。現在でも販売できる商品は、制作したうちの7、8割といい、山田代表は「他のメンバー2、3人の目で検品をしている」と話した。
 砥部焼でできたハンドベルの演奏も披露した。