お手製、竹の隠れ家 今治で教室
自分が切った竹で隠れ家を作る体験教室が15日、愛媛県今治市朝倉南の竹林であり、市内外の家族連れら21人がそれぞれ世界に一つだけのバンブーハウスを建てた。
今治市を拠点に環境教育やエコツーリズムなどを行う「よろず体験事務所をかしや」が「自然案内人」を養成する講座の一環で実施した。
参加者はスタッフから「山に長い間、人の手が入らないと竹が全体を侵食して荒れた状態になる」などの説明を受けた後、バンブーハウス作りに挑戦。林に生えている竹をのこぎりで一本一本協力して切り倒していった。
長さ2・5メートルほどに切った竹3本の先端をロープで縛り、協力して円すい状に広げ、もう1本加えると家の骨組みが完成。布やササなどで外壁を飾り付けた。