笑顔を力に 聖カタリナ大・短大部で卒業式
聖カタリナ大・短大部の卒業式が14日、愛媛県松山市北条のキャンパスであり、2011年に新設された人間社会学科の1期生44人ら卒業生253人が、社会へ新たな一歩を踏み出した。
パイプオルガンの演奏による聖歌斉唱で開式。ホビノ・サンミゲル学長は「学生生活での多くの経験は新しい生活でとても大切。知恵と優しい心で、社会を照らしてください」と活躍を祈った。
答辞では、短大部代表の山岡由香里さん(20)が「初めての保育実習で先生から励ましの言葉をかけてもらい、気持ちが楽になった」と語り、大学代表の黄前聖羅さん(22)は「つらく苦しい時はみんなの笑顔を思い出せば、きっと乗り越える力が湧いてくる」と決意を述べた。