愛媛県立農業大学校の2014年度卒業式が13日、松山市下伊台町の同校であり、農業技術を習得する総合農学科の46人と、高度な農業経営を研究するアグリビジネス科の6人が農の現場などへと巣立った。
安田傑校長は両学科の代表に卒業証書を手渡し「チャレンジ精神で困難に立ち向かい愛媛の農業を支える人材として活躍してほしい」と祝福。松山市の実家で就農する総合農学科の長尾伍大さん(20)が「自ら選んだ道を責任を持って歩み、農業の発展に貢献したい」と答辞を述べた。
卒業生のうち、半数の26人が就農し、13人が農協や農業関連企業に就職する。